ギョウトクのいきぬきオブジェ。

感じたこと、気づいたこと、そしてつくること。

【いきぬき制作】印象が決まる「味付け」

 

いつも息抜き制作ばかりしているように見えますが(笑)、作品制作も並行して行っています。

今年7月には個展の予定が入っており、目下その準備でペースを上げながら制作をしています。

 

まぁこのブログではいきぬきオブジェがメインですので、作業の合間にゆるく制作を続けています。 ちょっとしたストレス解消ですね。

 

さて、2シータースポーツカーはなんとなく形が見える段階に入ってきました。

 

ボディへの味付け?

キャビン部分が大きく目指すイメージとちょっと違うので、バランスの取り直しから作業が始まります。(前回の工程はこちら  

 

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ここからキャビンの高さを半分程度に切り、全高を抑えました(写真を撮り忘れました・・)。

 

いきぬき制作で作る作品は、素朴で作り込み過ぎない、全体的にゆるい感じの作品に仕上げたいなぁと思っています。

なので、ここから素朴な味わいを出すための一工夫を加えます。

 

そこで登場するツールが、コレ!

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バーナーです(^ ^)

炎をボディ全体に当てて木目を浮き上がらせ、全体を素朴な味わいに仕上げていきます。

 

焼いた後の焦げた部分をブラシで丁寧に落とすと、こんな感じで仕上がりました!

 

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 右フロント

 

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右サイド

 

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右リア

 

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正面

渋く滑らかに丸みを帯びて、どこかレトロな味わいに仕上がりました。

木目が綺麗に見えるようになりましたね。

ちなみに、ルーフの形状が変わったのがお分かりでしょうか・・

全高が抑えられて、ちょっと速そうになりました(^ ^)

 

このまま進むか、塗装をするか・・

 

木目が美しく浮き上がっているので、このまま木地で仕上げようかと、焼いた後の状態を眺めてしばらく悩みました。

当初の仕上がりイメージは、グレーか赤い車体。

ただ、このまま木地を生かして素朴な感じで仕上がるのも悪くないな・・。悩みますね。

 

考えた結果、当初のイメージに近づけたいので、今回はこの上に塗装をしていきます。

 

まずはいつものように下地剤を複数回塗ります。

 

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白くなるとまた雰囲気がガラリと変わりますね。

ボディとキャビンの一体感が生まれて、クルマらしいフォルムになってきました。

 

今回の作業はとりあえずここまで。

 

ここからしっかりと乾燥をさせて、次回は塗装とタイヤの制作に入ります。 

 

ではでは、次回もお楽しみに(^ ^)

 

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