ギョウトクのいきぬきオブジェ。

感じたこと、気づいたこと、そしてつくること。

【いきぬき制作】目指すは「ライトウエイトスポーツ」

3月に入り、報道はコロナウイルス一色の昨今。

各種イベントや行事の自粛が相次ぎ、数ヶ月後に東京オリンピックを控えたこのタイミングでやはり不安は否めません・・

少しでも早くこの状況が落ち着いて、感染拡大に歯止めがかかると良いですね。

今日も手洗い・うがいをこまめに実施していきます!

 

さて、今回は2シータースポーツカーの制作の続きです。

 

キャビン部分のパーツを切り出す 

さて次のオブジェ制作はクルマを作ってみようと思い立ち、木切れにドリルで穴を開け、まずはタイヤハウスの部分までを作りました。(前回の工程はこちら

 

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4つの穴を開けただけで不思議とクルマに見えてきます。

タイヤハウスってクルマの形を認識する上でかなり重要なアイコンなんですね。

 

あとはこの上にキャビン(居住空間)を載せれば、クルマの全体像が見えるはず。

早速キャビン部分のパーツを木材から切り出します。

 

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今回は2シータースポーツをイメージしているので、ボディーに合わせてキャビンも小さめに作ります。

ざっくりとパーツを切り出して、窓やルーフの形をイメージしながら形を作っていきます。

 

ちなみに、頭の中ではなんとなくヨタハチ(トヨタスポーツ800)やエスロク(ホンダS600)などの60年代を彩ったライトウエイトスポーツをイメージ。
現行車ならロードスターRF辺りでしょうか。

 

そして、切り出したキャビンをボディの上に乗せてみます。

 

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・・・ちょっとデカイですね。。

キャビンのボリューム感を小さくするため、ここからキャビン全体を削っていきます。

 

荒削りでボディラインを作る

キャビンを削る工程前に、ベースのボディを作らないとバランスを取ることができません。

そこでまず切り出したままのボディを鑿(のみ)や彫刻刀で削り、大まかなラインを描いていきます。

 

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この工程はまるで開発現場でクレイモデルを削り出すデザイナーのような気分ですね(笑)
実際にクルマの形を決める一番楽しい場面かもしれません。

木材で作るラフなオブジェなので、細かなラインやディテールまでは作り込めませんが、全体の印象はこの段階で決まってきます。

 

今回の作業はとりあえずここまで。

 

次回はこのボディに合わせてキャビンやその他のパーツを作る工程に入ります。

また、味のある仕上がりにするために、制作過程でいろいろ試してみる予定です。

 

ではでは、次回もお楽しみに(^ ^)

 

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